IH交換の工事費用はいくら?パナソニックIHを入れ替えたリアルな見積もり例も紹介
IHクッキングヒーターの交換で実際にかかる工事費用は、2万円〜4万円が相場です。
本体価格は比較しやすいものの、見落としがちなのが取り外し・取り付け・電気工事といった「工事費用」。
特に据置型IHの入れ替えは、製品によって作業内容や金額が異なります。
本記事では、工事費の内訳や見積もりのリアルな事例、費用を抑えるポイントまで解説。
👉最後に、無料で見積もりが取れるリンクもご紹介します。
IH交換の工事費用の相場はどれくらい?
IHクッキングヒーターの交換にかかる工事費用は、約2万円〜4万円が一般的な相場です。
この中には以下の作業が含まれます:
- 既存IHの取り外し(処分含む)
- 新しいIHの据付作業
- 200V配線の接続(ブレーカー確認・切替)
- 試運転・安全確認
据置型(卓上)タイプなら比較的シンプルな工事で済みますが、ビルトイン型の場合は天板の加工やサイズ調整が必要になることも。
また、電気容量の不足によってブレーカーの交換工事が必要なケースでは、追加費用(5,000円〜15,000円程度)が発生することがあります。
パナソニックIHの入れ替え見積もり例
パナソニック IHヒーター本体の価格は、ネットショップより高めです。
例としてビックカメラの販売価格(2025年7月時点)を参考にすると:
- KZ-RB16TS:税込 178,850円
- KZ-CB16TS(同等品 KZ-B1T6S):税込 239,580円
(参照元:ビックカメラ KZ-RB16TS商品ページ)
実際の交換工事の見積もり例は以下の通りです。
項目 | KZ-RB16TS | KZ-CB16TS |
---|---|---|
本体価格 | 178,850円 | 239,580円 |
工事費用(平均) | 30,000円 | 30,000円 |
合計 | 約208,850円 | 約269,580円 |
価格差はあるものの、CB16TSは凍ったままIHグリルや多機能グリルが使えるなど、機能重視派には満足度が高いモデルです。
工事費に含まれる内容と注意点
IH交換工事費には、単なる「設置」だけでなく、さまざまな工程が含まれます。主な項目は以下のとおり:
- 撤去・廃棄費用(古いIHの処分)
- 設置調整(水平確認・排気スペース)
- 電気接続(200V/単相3線対応)
- ブレーカー・漏電遮断器の確認
ポイントは「現地状況によって工事費が変動する」点です。
例:
- 旧型がビルトインIHだった → 開口調整が必要
- 分電盤が古かった → ブレーカー交換が必要
- 屋外から引き直し → 電気工事費が増加
事前現調をお願いしておけば、後から追加費用が発生するトラブルも回避できます。
費用を抑える3つのコツ
IH交換でコストを抑えるためには、次のようなポイントを押さえると効果的です。
- 本体をネット購入し、工事のみ依頼する(分離型)
→ 相場より1〜2万円安くなることが多い - 工事会社のセット販売を利用する(機器+工事一括)
→ 値引きキャンペーンや保証延長付きのことも - 見積もりを複数社で比較する(相見積もり)
→ 内容の違いが明確になり、交渉材料にもなる
また、補助金が利用できるリフォームと一緒に行うことで、実質的に工事費がゼロになる可能性もあります。
「子育てグリーン住宅支援事業」を利用したキッチン改修などと合わせた工事は特におすすめです。
無料見積もりで適正価格を確認しよう
IH交換は決して安い買い物ではありませんが、必要な機能を備えた製品を適正価格で設置できれば、満足度は非常に高いです。
そのためにはまず、「現在の電気容量」「設置条件」「設置スペースの確認」などをプロに見てもらうのが近道。
一括見積もりサイトを使えば、地元の施工業者から適正価格の提案を受けられます。
👉ついでにこちらから地域のリフォーム店へ見積もり依頼ができます。
リフォームプラン・お見積もり【タウンライフリフォーム】