屋根のカバー工法、Tルーフの施工価格は
屋根面積が70平米(21坪)として110万円ほどかかります。
平米単価で12,000円〜15,000円です。屋根が大きいほど単価は下がります。
70平米(21坪)の屋根として
Tルーフ自体の施工費用は945,000円ですが
足場設置に15万円ほどかかるので総額110万円ほどになります。
リフォーム業者によって見積りに
90万円~130万円ほどの差があります。
㎡単価12,000円ほどなら安いと言えます。
私はメーカー代理店、
施工職人へ施工を段取りしています。
リフォーム店から依頼を受けて工事を行っています。
Tルーフとは?
Tルーフとは瓦の半分の重さで
屋根をカバーしてくれる工法です。
屋根を台風に耐えられるよう
丈夫にリフォームしたい方に向いてます。
素材は「ガルバリウム鋼板」なので
軽くてとても強いです。
表面に石粒が吹き付けてあって瓦に見えます。
今の屋根の上にそのままカバーできるので
1週間ほどの工期で終わります。
瓦、もしくはスレート屋根、
どちらにも対応していて
瓦の場合はいったん、瓦を全部撤去する必要があります。
Tルーフはわざと今の屋根との間に
すこし隙間がつくるようにしてあります。
雨音がしないし、熱も逃がす。
ガルバリウム鋼板のままでは雨音がうるさいので
石粒の表面にしてあることで音が逃げてくれます。
おまけに屋根のカバー工法は
空気層がつくられるので直射日光が屋根裏にとどかず、
屋根裏が熱くなりません。
2Fが暑くならないのでいいです。
エアコンもスグ冷えてくれます。
Tルーフはメーカー保証が長い
また、Tルーフのいいところは
リクシルのメーカー品だということ。
施工に10年保証、
商品自体には30年保証がついています。
メーカー品のいいところは保証をちゃんとしてくれる、ということ。
リクシルはおそらくつぶれない会社です。
そんなメーカー品の方がいいです。
Tルーフ(屋根リフォーム)の施工期間
ガルバリウム鋼板に石粒を接着した
リクシルのTルーフは
1週間が施工期間です。
1つの屋根に樋もやり直して
上からカバー工法のように施工していきます。
足場の設置も含めると約1っ週間。
注文を受けてからだと3週間ほどです。
商品の納期が1週間、
施工期間が1週間。
段取り、準備期間、足場設置、足場解体で1週間。
依頼して約1か月以内には施工が完了する流れです。
Tルーフのメリット
〇雨音を軽減できる
今の屋根にカバー工法なので空気層ができ、
雨の音を吸収、
雨の衝撃も拡散させて瓦と同じような静けさになる。
〇熱につよい
Tルーフの表面は石粒、
石粒の効果は光や熱の拡散効果。
70℃にもなる屋根の熱を逃がしてくれる。
さらにTルーフは屋根との間に空気層があるので
屋根裏に熱が伝わりにくくしてくれる。
〇軽い、地震に強くなる
瓦にくらべてとても軽いので
地震に強い家になる。
〇30年保証
Tルーフはリクシルというメーカー製。
国産メーカーリクシルが30年保証してくれる。
〇強い風にも耐える
連結してスキマがなく、屋根全部が一体化。
下からの風に強い。
雨水も入らないし、あおり風で剥がれることもない。
Tルーフデメリット
〇最初は石粒が落ちる
つけてしばらくは石粒が落ちる。
小さな天然石を接着しているので
最初はすこし落ちる。
樋から流れるのがほとんどだけれど
樋の上にたまってしまうことも。