ウチリモとプラマードUの違いは?マンションの寒さと騒音に効く内窓とは
マンションの廊下側の窓、冬になると冷気がスースー入ってきて足が冷える。
夏は窓を閉めてもセミの声がうるさくて、ゆっくり休めない——。
そんな悩みを持つ方におすすめなのが「内窓リフォーム」。
特にYKKの「ウチリモ」と「プラマードU」は人気商品ですが、違いを知らずに選ぶと後悔するかもしれません。
この記事では、4カ所の窓に内窓を検討しているマンション住まいの方に向けて、
ウチリモとプラマードUの違いを「寒さ対策」「防音性能」「取付条件」の観点から比較し、後悔しない選び方をわかりやすく解説します。
ウチリモとプラマードUの違いとは?
YKK APの内窓シリーズには「ウチリモ」と「プラマードU」の2商品があります。どちらも既存の窓の内側に設置することで、断熱性・防音性・結露抑制などの効果を発揮する後付け内窓です。
項目 | ウチリモ | プラマードU |
---|---|---|
発売年 | 2025年発売 | ロングセラー |
設置条件 | 47mmからOK | 70mm以上必要 |
断熱性能 | 熱貫流率1.5W/㎡K | 最大2.01W/㎡K |
防音効果 | 〜15dB減 | 〜15dB減 |
対応ガラス | 単板/複層/Low-E | 同左 |
薄型設計のウチリモは、マンションに多い奥行きの浅い額縁にも取り付け可能です。
マンションにおすすめなのは「ウチリモ」
マンションの廊下側や北側の窓は、壁がコンクリートで冷えやすく、窓からの冷気が直撃します。特に問題になるのが「額縁の奥行きの狭さ」です。
「プラマードU」は70mmの見込みが必要なため、ふかし枠という部材を追加して取付けることが多く、出っ張りが目立ちます。
その点「ウチリモ」は、最小47mmで取付可能。
ふかし枠を使わずスッキリ納まるので、マンション住まいの方には圧倒的にウチリモがおすすめです。
足元の冷気が気になる北側の窓にも、薄型でピタッと収まり、見た目にも快適さにも優れています。
寒さ対策と断熱性能の違い
ウチリモとプラマードU、どちらもLow-E複層ガラスに対応しており、外気温の影響を大きく軽減します。
- ウチリモ:熱貫流率1.5W/㎡・K以下
- プラマードU:熱貫流率2.01W/㎡・K程度(仕様による)
つまり、断熱性能ではウチリモがやや上回っています。
また、額縁にぴったり収まることで、気密性も確保しやすく、コールドドラフト(窓際の冷気落下現象)も抑えられます。
冷え込みの厳しい北側の寝室や廊下側の窓に対して、ウチリモは「薄くて暖かい」理想的な内窓といえるでしょう。
騒音が気になる人が選ぶべきは?
内窓の防音性能は、ガラスと空気層の厚みがカギを握ります。
セミの鳴き声や外の雑音対策には、異厚複層ガラスや防音フィルム付きタイプが有効。どちらのシリーズも対応可能ですが、密閉性の面でウチリモに軍配が上がります。
また、ふかし枠を使わない分、空気の漏れも少なくなるため、実際の体感防音性能ではウチリモの方が静かだったという口コミもあります。
遮音性を重視するマンションユーザーには、設置環境との相性も考慮して、ウチリモ+防音ガラスの組み合わせがベストです。
後悔しないための内窓選びのポイント
最後に、4カ所の内窓リフォームを検討しているマンション住まいの方に向けて、選び方を整理します。
- ふかし枠を使いたくない → ウチリモ
- 冷気をしっかりシャットアウトしたい → ウチリモ
- セミの声・外の騒音が気になる → ウチリモ+防音仕様
- 価格を抑えつつ手堅く導入したい → プラマードU
設置条件により費用も異なりますが、ふかし枠のコストと見た目を避けたいなら、最初からウチリモを検討する価値は十分にあります。
まとめ
冷気が気になる冬の窓も、うるさい夏のセミの声も。
「ウチリモ」なら、そのどちらにも応えてくれる安心の内窓です。
ふかし枠を使わず、スッキリ安全に取り付けられるから、見た目も性能も、妥協しない。
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