
床暖房で温水式(ガス給湯器が熱源)にすると
ガス代は1ヵ月あたり5,000円から6,000円です。
20畳の部屋に12時間つけっぱなしで30日間使い続けた場合です。

ガス単価は140円/㎥で考えたとして
外の温度5℃、部屋内を20℃と仮定した場合
床暖房にかかるガス代はおおよそ5,000円~6,000円でした。
また、電気式の床暖房だとしたら
1ヵ月あたりの電気代は15,000円~16,000円です。
最初の導入費用は温水式の床暖房の方が高いですが
ランニングコストは電気式よりはるかに安いです。
おおよそ100万円ほど
温水式の方が費用が多くかかります。
しかしながら、部屋全体を温めてくれる温水式が人気。

リフォームでも温水式の床暖房は可能で
今の床の上にそのまま9ミリの温水式パネル
+6ミリの薄いリフォーム床を敷くことで床暖房リフォームができます。

既存の床そのままでリフォームできるので、
今の床暖房は温水式がオススメです。
ランニングコストも安い、
部屋がまるごと温まる。
じんわり熱くなりすぎない。







仕上げ材はいろいろできます。畳もOKです。

詳しくは
お近くのリフォーム業者に相談してみてください。
ペットにも温水式の床暖房の方がいいです。

なぜなら接しているところが熱くなりにくいからです。
ついでにこちらから地域の業者が探せます
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安く見積もってもらうことも大切です。
温水式でガスの床暖房はノーリツかリンナイ、この2メーカーにあります。
床暖房の温水式のランニングコスト
床暖房の温水式のランニングコストは
1ヵ月5000円から6000円位です。
例えば外が5度で部屋の中が20度。
20畳の部屋を温数式の床暖で
1日12時間30日使い続けるとしたら。
都市ガス代140円と計算すると、大体1か月5000円位です。
これにはガスの基本料金や
お風呂やお湯を使うのは含まれてないので、
床暖房だけにかかる純粋なガス代と思ってください。
ちなみに、電気式の床暖房として
同じように計算すると、
電気代は14,000円位になります。(床暖房だけにかかる)
あくまで参考程度に
地域によって変わります。
今回は東京周辺として計算してみました。(3地域として)
床暖房温水式のメリットとデメリット
温水式の床暖房のメリット
〇電気式に比べてランニングコストがかからない。
〇ホコリやチリが舞い上がらない
〇体と接する床の温度も上昇しにくいため、低温やけどの心配がない
〇部屋全体が均一にあたたまる
ほんわかゆっくり足元から温まり
遠赤外線で体の芯までが温まることです。
温水式は40℃くらいの温まり具合、
いっぽう、電気式は46℃くらいの表面温度。
温度が低いのに温水式のほうが温まるのは
ふく射熱で部屋全体にあたたかい空気が対流し続けるからです。
床暖房温水式のデメリット
〇乾燥しやすい。
床暖房をしている部屋は乾燥しやすいです。
解決策としては、加湿器を取り付けると良いです。
静音タイプの加湿器をつけておくことがお勧めです。
〇スグに温まらない
完全に部屋があたたまるまで4時間かかったりします。また温度が低いから
人によっては温まらない、と感じる方もいます。
知っておいてほしいのは、
温水式には40℃タイプと60℃タイプがあるということ。
なので、温まらないと感じる方は
60℃タイプの温水式床暖房を選べばいいでしょう。
そこまで知っている業者も意外と少ないので
60℃タイプの温水床暖房もある、と教えてあげる必要があります。
床暖房の温水式の費用・価格
床暖房の温水式の費用はピンキリですか90万~190万ほどです。
例えばキッチン足元とLDK20畳くらいを
温水式床暖房にしたら定価は90万円です。
これに熱源機給湯器などを併せてくると
合計で150万~200万円ほどになるでしょう。
熱源機には
①温水式床暖房だけの熱源
②温水式床暖房+ガス給湯器
の2タイプがあります。
①だと将来壊れたときにガス給湯器が
床暖房の熱源機とは別々になっているので
メンテナンス、修理がしやすいです。
②は一体型なのでガス給湯が壊れたら床暖房も壊れるといったこともあります。
また、古くなって交換するときに
ガス給湯器+床暖房の機械は高いので費用がかさむでしょう。
床暖房の温水式メーカーは4社
温水式の床暖房は主に2メーカー、
リンナイとノーリツがあります。
ほかにも床暖房のパネルを扱っていて
熱源機はノーリツかリンナイを使ってくれという
いろんなメーカーもあります。
まぁ、ノーリツかリンナイで見積もっていれば安心です。
なぜなら、壊れた時のメンテナンスが素早いからです。
他にはダイキン、パナソニックの温水式がありますが
これはエコキュートといって
熱源機は電気、になります。ガスはノーリツかリンナイです。
床暖房の温水式はリンナイのガスがおすすめ
私的には床暖房で
温水式(ガス)で行くなら、リンナイがオススメです。
なぜなら、リンナイだと
スマートフォンから遠隔で床暖房のスイッチを入れることができるからです。
寒い時に遠隔でスイッチを入れておいて、
家で帰るとすでに温まっている。
温水式だと温まる時間がゆっくりなので、これがとても効果的
はたまたオプションですけど、
マイクロバブルと言う小さな泡で
お風呂もとても快適にすることができます。
白い小さな泡が温泉気分です。
最後に今とても流行の(寛太くんと言う乾燥機)
が併せて使うことができるから。
ガスの乾燥機なのですが、
天気だと4時間も5時間も乾燥させるのに
60分程度で衣類が乾かせてくれるので、
ランニングコストも林家事も楽です。
今はこの貫太くんがとても人気で、
リンナイの床暖房だと
こちらも併せて取り付けたりすることもできます。
リフォームで
費用も少しリンナイと高くなるのですが、
どうせやるならリンナイの床暖房がお勧めです。
床暖房温水式の熱源機をエコジョーズに
温水式床暖房の熱源(ガス給湯器)をエコジョーズにすると
さらにガス代が安くなります。
エコジョーズとは普通のガス給湯器に比べて効率がよく、
値段も2万円ほど高くなるくらい。
なのでエコジョーズ必須。
床暖房でも熱源機をエコジョーズにすることで
ガス代が節約できます。
床暖房の温水式って温まらない?
床暖房の温水式が暖まらないと言う感想があるのは
それは40度タイプの床暖房を使っているからです。
温水式の床暖房には2種類あって
40度タイプと60度タイプがあります。
例えばもっとたくさん温まりたいと思っている地域長
60度タイプの床暖房の温水式を敷いておけば、
暖まらないって事はないでしょう。
しかしながら、床暖房の温水式は
40度が適温です。
つまりあまり暖まらずともゆっくり体の芯に届く。
これが本来の温水式の暖房ですから
ほとんどのリフォームや新築は
40度タイプの床暖房が多いです。
知っておいて欲しいのは
もしあなたの家でもっと暑く、床暖房をしたいと思うのなら、
60度タイプの床暖房があることを知っておいて欲しいです。
床暖房の温水式をつけっぱなしにしたらどうなる?
床暖房の温水式を1日12時間つけっぱなしにしたとしても、
1ヵ月のガス代は5000円程度です。
これは外の温度が5度で家の中の温度が20度だとした場合で、
東京地域の
(3地域)でやった場合、ガス代が1立方平方メートルあたり144円とした場合、
おおよそ5000円になります。
これにはガス代の基本料金1100円位と
お湯やお風呂にためるガスの費用は含みませんので
純粋に床暖房をつけっぱなしにした場合、
12時間、30日で5000円位とお持ちおけばいいです。
温水式床暖房の施工方法
温水式床暖房には2タイプあります。
①今の床の上からそのまま貼れるリフォームしやすいタイプと
②新しく床も貼りかえる、新築&リフォームタイプ。







仕上げ材はいろいろできます。

①は9㎜のマットでフローリングも6㎜の薄いフローリング
これで15㎜だけ今より浮き上がってくる感じです。

段差は解消できる部材があるので
それで収めていくと上手にリフォームできます。
②は今の床を剥がして、新しくやりなおすパターン。
12㎜のマット+12㎜のフローリングに9㎜の下地合板です。
今の床と同じ高さにできます。
温水式床暖房の上にはいろいろ貼れる
温水式床暖房の上にはフローリングだけじゃなく
カーペットフロア、タイル、うす畳など
いろいろなものを上に貼ることができます。
キッチン周りはタイルなどにすれば
油汚れなどに強いタイルがいいかもしれません。
薄い畳も可能です
クッションフロアでも大丈夫です。
床暖房で温水式と電気式の見分け方
床暖房の電気式と温水式の見分け方は
そとに熱源機があれば温水式です。
電気式は熱源機は不要、
そのまま電気なので導入コストは安いです。
ランニングコストが高いのが電気式、
温水式はランニングコストが安いです。
床暖房の温水式の寿命
床暖房を温水式ですると寿命は10年、20年はもちます。
基本、熱源の給湯器が壊れるタイミングがあり、
それを交換すればずっと長持ちします。
温水式自体は40℃のお湯を回すので
構造的にはシンプル、
パネルが壊れることはほとんどないです。
熱源機(ガス給湯器)が先に壊れるので
一般的には15年あたりが交換時期です。