リクシルのインプラスとYKK APのプラマードはどちらが人気かと言うと、インプラスの方が人気です。
理由１、レールがアルミ製で丈夫。開け閉めスムーズ&長持ち
理由２、窓の枠がホコリがつきにくい”ダストバリア”コーティング
理由３、奥行き６５㎜あれば設置できる、プラマードは７０㎜要る。
理由４、インプラスの方が耐風性がある（枠の中身がスチール製。プラマードはアルミ製）
理由５，Sグレード（高い補助額）をクリアしやすい。
以上がインプラスが選ばれる理由です。
値段は比較するとほぼ一緒です。（同一性能の場合）
私はメーカー代理店勤務です、
リクシルインプラス、YKKプラマードどちらも見積しますが
ぶっちゃけ、プラマードがちょっとだけ安いです。
でも選ばれるのはインプラス９割、プラマード１割です。
インプラスが人気の理由
設置しやすい（窓枠奥行き65ｍｍでＯＫ（プラマードは70ｍｍ必要）
Ｓグレードが安くすむ（アルゴンガス無し）
ダストバリア（ほこりつきにくい）
中身がスチール製で丈夫（プラマードはアルミでやわらかい）
SSグレードにするならインプラスが良い。
YKKプラマードUが人気のとき
枠の”ホワイト”が真っ白なデザインが好まれる
和障子がデザイン豊富
（和室に二重窓はほとんどYKK）
値引き率で安くみえる（YKKは定価が高い）
プラマードＵとインプラスの違い
〇ダストバリア
〇中身がアルミかスチールか
〇色がホワイト真っ白に対し、インプラスはクリーム色っぽい。
〇ＳＳグレードならインプラス
〇和室デザインはプラマードＵが種類多い
〇断熱性能に違いはない
〇プラマードＵが定価が高め
プラマードＵのデメリット
樹脂サッシの中身（骨組み）がアルミ製なので
台風のときに曲がる。
大きな窓だと、強い台風で二重窓が外れた場合、
割れやすいのはプラマードＵ。
樹脂枠にホコリが付きやすい。
（リクシルインプラスは付きにくい素材に対し、
YKKプラマードUはそのようなものではない）
インプラスの方が若干安い
私はメーカー代理店勤務で
インプラスとプラマードどちらも見積もりをします。
ほぼ同じ価格なのですが、
実はYKK APプラマードの方が定価設定が高いのです。
つまり私たち代理店が出す値段は同じなのですが、
お客様にとって大きく値引きしてあるように見えて
高いのはYKK AP。
つまりインプラスの方が
見積もりを比較される方は安く済んでしまうので、
インプラスがシェアが大きいです。
性能としてもインプラスの方が少し上です。
樹脂サッシの中身はスチール製で頑丈になっているのがインプラス。
樹脂の枠の中がアルミ製でやわらかいのがプラマード。
アルミの方がスチールより柔らかいので、
丈夫さでいくと、インプラスのほうがランク上です。
大きな窓であればあるほど
”ゆがみ”が発生するので
インプラスの方が丈夫で長持ちです。
それを証拠に
SSグレードにできるのはインプラスがいい。
インプラスはもともと枠の中がスチール製なので、
まんま”真空ガラス”のスペーシアがハメ込み、
SSグレードの高い補助金がもらえます。
YKKでもSSブレードができますが、
アルミ枠をスチールに変えるオプションで
ちょっと値段が高くなります。
また、SSグレードになるサッシの種類は少ない。
FIXのみ。
引き違いはどうやってもSSにはなりません。YKKの場合。
リクシルインプラスは可能です。
プラマードUの良いところは和室のバリエーションが多いこと。
和障子をデザインよくかっこよくしたいのであれば、
僕はプラマードを勧めます。
そして真っ白な枠はYKK APのプラマードUしかございません。
プラマードのホワイトは真っ白になっていて
インプラスのホワイトはクリームがかった白色でしかないです。
最後に補助金の件ですが
YKKプラマードUはアルゴン入りじゃないとSグレードになりません。
いっぽうLIXILインプラスはアルゴンガスがなくてもSグレードを達成して値段を安く補助金は高くできます。
補助金はグレードが上がると20%ほど補助金額がアップします。
つまりインプラスの方が安くしながらも補助金が多くなります。
参考：2024年の補助金額
以上考えるとインプラスの方が少しだけ人気です。
まとめますとプラマードはデザイン性が良い。
インプラスは丈夫だし、少し値段が安い。
以上でやっぱり安い方を選ぶ人が多くて、
インプラスが多くなるということになります。
販売代理店によってインプラスとプラマード安いところ高いところの違いがあるので、一概には言えませんが、参考によろしくお願いします。
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