太陽熱温水器(天日)にも国から3万円の補助金があります。
太陽熱温水器の交換をするときに
ほかにもリフォームを一緒にすれば
3万円の補助+その他のリフォームにも60万円まで補助があります。
2025年「子育てグリーン住宅支援事業」は
最大60万円、戸建ての家のリフォームに対して400億円の予算と大きい制度です。
期限は2025年の12月31日までです。
3万円の「太陽熱温水器」の他にも
いろいろな設備の交換に補助金が用意されています。
もらうには条件があり、
5万円以上の補助額になるようにすること。
併せて窓のリフォーム、
もしくは家の中の断熱リフォーム、どちらかすること。
例えば窓をあったか二重窓にすると6万5千円の補助で費用の50%は補填できます。
設備交換、窓リフォーム、断熱材リフォーム、
この3つをやると最大60万円の補助です。
2つだけでも補助金は出て、設備交換と窓リフォームで最大40万円まで出ます。
太陽熱温水器の3万円、水栓を交換して6千円、
食洗機の交換で2万7千円、
これで5万3千円です。
あったか二重窓で6万5千円の補助。
これで2つとも5万以上の補助になり条件クリアー、
そして合わせた補助額は
11万8千円の補助がリフォームするともらえます。
コツは太陽熱温水器を交換するときに他にもリフォームを検討してみること。
ついでに古い設備があったら
新品に交換すると国から補助があります。
2025年は
上手にリフォームすると
補助金をかしこくゲットすることができます。
詳しくは地域のリフォーム店が教えてくれます。
↓↓↓
リフォームプラン・お見積もり【タウンライフリフォーム】
無料でも調べられます。
2025年4月からいよいよ始まる
「子育てグリーン住宅支援事業」は国の補助制度。
この機にリフォームしてみる価値アリです。
太陽熱温水器(天日)とは?
太陽熱温水器の天日とは
屋根の上に軽い集熱器(太陽光に似ているが違う)を置いて
お湯を直接作る機械です。
不凍液で循環させて
家の下でタンクの中の水をお湯にする機会もあれば
屋根の上で集熱器と貯湯ユニットが一体になっていて
お湯がそのまま屋根から降りてきて
お風呂の蛇口に直結しているタイプもあります。
主に後者のほうが設置が多く、
カンタンにいうと屋根で直接水をお湯にして
80℃のお湯を水と混ぜながら
お風呂にお湯をためる、という機器です。
電気も食わないし、
シンプルな構造なので長持ち。
昔から愛されているので(天日)テンピと言います。
もちろん雨の日などは
お湯がまったく作れないので
ガス給湯器でお湯を作ります。
晴れの日限定でお湯が作れるので
テンピ(天日)天気の日にお湯が作れる、
といった感じです。
太陽熱温水器(天日)には3タイプある。
天日には3タイプあります。
①ガス給湯器と太陽熱温水器が合わさっていて
そのままお湯が作れるシステム(一番高い)
②直圧の水が天日まで登り、屋根では不凍液で
回しながら水をお湯に変えていく。
メリットはシャワー圧が強い。
直圧の水がお湯に代わるから。
圧力の強いシャワーを浴びたい方、おすすめ。
③一番安い。昔ながらの天日はコレです。
天井に水をため、それが太陽熱でお湯に代わる。
屋根でお湯に代わったのをそのまま落とす感じ。
だから圧力は強くない。構造シンプル。安い。昔からある。
太陽熱温水器が普及しない理由
近年、太陽熱温水器が普及しない理由は
「太陽光発電」が出てきたから。
太陽光発電はソーラーパワーで
電気をタダで作り、電力会社に売ることができ、
設置して元が取れた。
元が取れた後は電気代が浮くし、ということで
太陽熱温水器より太陽光発電がいいな、という感じ。
また、太陽熱温水器は設置していてなんだかダサい。
太陽光は設置していて
近所から、「太陽光つけているんですね!」とか言われて
まぁ気分がいい。
そんな理由が主です。
しかしながら
太陽熱温水器も1年に6万円ほどガス代が浮くし、
3万円の国からの補助金もあります。
(2025子育てグリーン住宅支援事業)
太陽熱温水器のデメリット
太陽熱温水器のデメリットは
〇日陰では使えない
〇冬はすこし効率が落ちる(太陽の熱なんで)
〇自然落下タイプだとシャワーやキッチンでは使えない
(お湯ためるだけ)
〇天気に左右される
太陽熱温水器のメリット
〇設置費用が安い
〇シンプル構造で壊れにくい、長持ち。
〇ただでお湯が作れる。(太陽熱)
(お風呂のお湯はタダみたいな)
〇メンテナンスフリー
(逆に太陽光などはパワーコンディショナーの交換とかあるし)
以上です。
シンプルイズベスト。
太陽熱温水器は今でも根強い人気があります。
(田舎のご自宅は多い。つけたら依存しちゃうくらい便利)
太陽熱温水器と太陽光の併用もいい
私の経験ですが
太陽熱温水器が設置してある家に
太陽熱温水器はそのままに、
そこを避けるようにしてうまく太陽光を設置する家が多いです。
それは
太陽熱温水器の便利さが離せないから。
やっぱり使っている方は手放せない。
そして太陽光を新たつけると
電気代は浮くし、そのうち太陽光の元は取ってしまいます(7~8年で元を取る)
電気代が高騰している今、
太陽光はとても人気です。
しかしながら太陽熱温水器を使っている方は
太陽熱温水器は絶対そのままにしてほしいと言われます。
あくまで私が設置してきたお客様の感想ですので
参考程度にされてください。
太陽熱温水器の設置費用はいくら?
太陽熱温水器は
自然落下式の安いタイプなら15~30万円程度です。
商品代が13万円、
工事費が8万円~15万円ほどです。
例)ノーリツ太陽熱温水器、
210リットルタイプ、直接加熱タイプ(自然落下式のこと)
SJ-321T‐BL 定価25万4100円、実売13~15万です。
取り付け費はその家によって変わります。
おおよそ8~15万円の間でしょう。
安全第一、あまり安いところに頼まず
15万円ほどの施工費のところが私はおすすめです。
(足場設置とかが必要)
太陽熱温水器(天日)の寿命はどのくらい?
天日の寿命は20年くらいです。
まず、ゴムのところが劣化して水漏れしたりします。
天井まで貼っているチューブ(ゴム)を交換すれば直ります。
天日自体も太陽にさらされているので
経年劣化していきます。20年超えると買い替えかと思います。
買い替えるときの費用も安いので
天日はけっこうおすすめです。