窓リノベ補助金2024年度のグレードは３段階あって
SSグレード、Sグレード、Aグレードと
違いはUW値という断熱性能の違いです。
そして補助金額が違います。
Aグレードが性能が低くて値段も安くて補助金も安い、
SSグレードはとても性能が高く、値段も高くて補助額も大きいです。
Sグレードが真ん中で一番人気のグレード、
補助金もそこそこ多くて値段も真ん中なので
手出しが少なくすみます。
Sグレードは
UW値が1.5～1.2の間の断熱性能の窓になり、
寒い冬のときはかなり断熱性能を発揮できます。
Sグレードの中でも”アルゴンガス入り”があります、
ガラスとガラスの間にアルゴンガスが入ると
空気層よりもさらに1.3倍も断熱が上がります。
Sグレードのなかでもアルゴンガス入りまですると
断熱性能はもっと上がります。
１つの家全部で２〜３万のアップくらいです。
UW値はAグレード1.9～1.6，
Sグレード1.5〜1.2、
SSグレードは1.1以下です。
ＵＷ値とはどれだけ熱を通さないか、
何ワットの熱が１㎡から逃げていくか、の数字です。
だから数字が低ければ低いほどいいです。（W/㎡・K）
※Kは熱貫流率のことです。
Ａグレードは1.9も熱が逃げるので
せっかくの内窓リフォームだから
採用される方は少ないです。
なぜなら、AグレードとSグレードの間の
価格の差があまりないからです。
補助金の差は２０％ほどあり、大きいです。
つまり、補助金が大きいので
Sグレードがいちばん手出しの金額が少なくて済みます。
私はメーカー代理店勤務です。
窓リノベの見積はなん百回もやっていますが
Ｓグレードが性能と値段と補助金のワリが一番いいのです。
ＳＳグレードはＵＷ1.1と、すごい性能なので
補助金もデカくなりますが値段も１つの窓で４万以上アップします
つまり手出し金が増えます。
Sグレードなら（二重サッシ）家一軒で65万～75万の補助金です。
SSグレードなら補助金は１００万越えです。
予算がある方はＳＳグレードにされる方もたまにいらっしゃいますが
見積も上がりますので手出しは増えます。
Ａグレードの方はほとんどいらっしゃいません。
なぜならＡグレードもＳグレードも手出しが同じくらいだからです。
補助金があるうちは
窓リノベの補助金はＳグレード一択です。
本物の羽毛のダウンジャケットに補助金がたくさんあると思ってください。
中綿の安いのダウンジャケットには補助金が少ない、
だから手出し金額は同じ、だからSグレードにしよう、そんな感じです。
先進的窓リノベのグレードの違いは断熱性能と補助金の違いです。
ハツリ工法だと補助金がデカイ
じつは内窓だけにとらわれず
ハツリ工法（サッシを外して新しいサッシをはめる）だと
補助金がデカくなります。
６万８０００円→９万４０００円と
内窓の６万８０００円に対し、
サッシごと交換なら９万４０００円の補助額です。
その分、外壁からのリフォームになり、工事費があがるでしょう。
しかし、全体をリフォームされるなら
ハツリ工法を採用し、補助金がたくさんもらうようにします。
フルリノベーションまでご検討される方は
１００万近い補助金になるでしょう。
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SSグレードは断熱性能のUW値が1.1の真空ガラス
Sグレードに対し30％以上も断熱性能が高い窓です。
補助金もグッと上がりますが、窓の値段も大幅に上がります。
UW値とは窓から熱が逃げる数値。
1.1ということは1.1しか熱が逃げない、
つまり断熱が高いということになります。
UW値の1.5は1.1に比べると1.5倍ちかく熱が逃げるということ。
UW値2.2の窓になると1.1に比べて2倍も熱が逃げていきます。
ここまでくると窓ガラスを触っただけでも
熱が逃げていることが分かり、
外部が冷たいなら冷たいガラス、
外が暑いならガラスも熱い、ということになります。
逆にUW値が1.1のガラスには
外がマイナス２℃だとしても
ガラスの表面は１８℃程度の部屋内と同じです。
SSグレードだと外がとても寒くても
家のなかは１８℃のまま、ということになります。
外部が－３℃以上寒くなるような地域なら
SSグレードにまでして
二重窓＋真空ガラスのスペーシアクールだとSSグレードです。
【二重サッシの補助金は国からいくら出る？】
例えば家１件まるごとだと７０万ほど出ます。
ほぼ、５０%は補助金になりますので
取り付け費用は１４０万程度です。
つまり、手出しが７０万、ということです。
補助金自体は取り付けが終わってから
工務店、リフォーム店が申請してくれます。
あとから補助金が振り込まれるところもあれば
最初っから補助金引いた分しか請求しないリフォーム店もあります。
お店ごとにやり方が違うので
そこは確認されてみてください。
とにかく、家１件まるごと二重サッシだと７０万ほどです。
定価は２９０万、
実勢価格は１４０万くらいの内窓取り付けになります。
大小あわせ２２か所くらいを二重サッシにします。
窓リノベ補助金はいつなくなる？
窓リノベ補助金は１ヶ月がすぎて４％。
2024年はなくなることはないかもしれません。
締め切りは12月31日まで。
それまでに予算の1350億を使い切れば即終了です。
しかしながら今は進捗がゆっくりで
1ヶ月で４％ですから
今が5月、あと7カ月でも50％いきません。このペースだと。
つまり、最後までなくならない流れです。
慎重に安くしてくれる業者さんを探していいかと思います。
2024年、二重ガラスへの交換でも補助金はでる
2024年、あなたの家のサッシの単板ガラスを二重ガラスに交換することでも
補助金がでます。しかし”窓リノベ”では出なくて
「子育てエコホーム支援事業」の補助金になります。
「先進的窓リノベ補助金」は二重ガラスでは
UW1.9をクリアできないので補助金は出ません。
UW2.3のBグレード、「子育てエコホーム」の補助金になります。
それでも8,000円～12,000円/枚です。
あなたの家はアルミサッシだと思います。
その1枚ガラスを2枚ガラスにしても
「先進的窓リノベ」の補助金が使えず
「子育てエコホーム支援事業」の補助金になります。
「子育てエコホーム支援事業」のガラス交換の補助金は
8000円ほどです。
大幅に補助金は下がるので注意してみてやってください。